腸内フローラ検査

腸内フローラ検査とは

私たち人間の腸内には多種多様な腸内細菌が生息しています。腸内細菌が密集して棲みついている様子が、花畑のようにみえることから「腸内フローラ」と呼ばれています(腸内細菌叢、腸内常在微生物叢とも呼ばれます)。
腸内細菌はヒトが食べた食事の栄養分をもとに発酵して増殖します。近年、「腸内フローラ」が私たちの健康に密接に関係していることが研究で解明されてきており、大腸がん、大腸炎、糖尿病、肥満、アレルギーなど様々な病気との関連もわかってきました。

腸内フローラ検査は、ご自宅で少量の採便を行うだけで簡単に「腸内フローラ」のバランスを知ることができる検査です。自分の「腸内フローラ」のバランスを知ることで、自分にあった食生活など生活習慣の改善を行い、健康維持・増進に役立てることができます。

このような方におすすめです

  • 便秘や下痢、張り感などお腹のトラブルなど腹部の不快な症状でお悩みの方
  • 糖尿病などの生活習慣病やアレルギー症状をお持ちの方
  • 生活習慣の乱れを感じている方
  • 体質改善を行いたい方

「腸内フローラ検査」でわかること

  • 腸内細菌叢の組成
  • 腸内フローラ判定
  • 生活習慣改善のポイント
  • 大腸検査おすすめ度
  • 管理栄養士からのコメント(管理栄養士と直接電話で相談することも可能です)

 

検査方法

当院では、腸内フローラ検査「Mykinso Pro」を導入しています。
自宅で少量の便を採取していただき郵送するだけで大腸内に生息している細菌について調べることができます。

検査のながれ

1

 

1 採便用シートを置いて、排便
便用シートは和式・洋式どちらの便器にも使えます。
シートに印刷されている「使用上の注意」をよく読んでから準備してください。
※自動洗浄トイレの場合、先に「自動洗浄機能」を止めてください。

2

2 採便
1.保存容器の蓋を開けます。
2.採便棒を袋から取り出し、便の場所を変えながら先端部を数か所に突き刺し、米粒程度の便を付着させてください。
※自動洗浄トイレの場合、先に「自動洗浄機能」を止めてください。

3

 

3 便を容器に保存する(1)
先端部が溶液に浸かるように採便棒を保存容器に差し込みます。

3

 

4 便を容器に保存する(2)
ボールペンのペン先を出す要領で押し出し棒を押し、先端部を保存容器の中で外します。

3

5 便を容器に保存する(2)
先端部を残したままで蓋をしっかりと閉め、便が保存溶液にしっかりと浸かって いる状態で容器の上部をつまんで持ち、液が濁る程度まで左右に振ります。
蓋が閉まってることをもう一度確認してから、チャック付きポリ袋に入れます。
棒の持ち手部分は燃えるゴミとして廃棄してください。

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6 採便から1週間以内に投函してください
返送用封筒に、チャック付きポリ袋に入れた保存容器、同意書、および問診票を 入れてください。
※保存容器は常温で2週間保管できるように設計されていますが、夏の暑い時期は、日中の ポスト投函はできるだけ避けてください。なるべく直接郵便局へ出すか、夜間に投函していただきますよう、お願いいたします。

検査費用

18.000円(税込)

*本検査は、保険外診療(自費診療)となります。

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