苦痛の少なく優しい検査
鎮静剤を使用し、優しく痛みの少ない挿入法を行っています。
送気(空気を入れること)には腸管から血液に吸収されやすく、呼吸により速やかに肺から体外へ排出される炭酸ガスを使用しますので、検査後の膨満感を感じることが少なくなりました。
小さな病変も見逃さない質の高い検査
当院の内視鏡は、粘膜の表面構造を細かく確認できる拡大機能(ハイビジョンズーム)と、二つの短い波長の光を粘膜にあてるNBIシステムを併用しています。
粘膜の表面構造や毛細血管を詳細に観察することが可能なため、小さな病変の発見やがんの深さ(浸潤の程度)の想定などを可能にし、質の高い検査を行うことができます。
検査前の快適な空間
大腸内視鏡検査を行うために、検査当日に下剤(約1~2L)を服用する必要がありますが、男女別々の前処置室(下剤内服室)を設けていますのでリラックスして下剤を服用できます。
検査後の回復室としてもご利用いただけます。希望があれば下剤は自宅でも服用可能です。
大腸ポリープ日帰り手術
検査で見つかった大腸ポリープをその日のうちに日帰り手術で切除できます。
サイズの大きいポリープや切除後に安静が必要な場合は入院が必要となる場合がありますので、 その際は、連携病院へ紹介をさせていただきます。
ピロリ菌検査、除菌
ピロリ菌は胃の中に生息する細菌で、胃がんや胃・十二指腸潰瘍の原因になることが知られています。
日本は先進国の中でも高い感染率を示し、日本に胃がんの発症率が高い原因と考えられています。
内視鏡検査後にピロリ菌検査を行い除菌が可能です(保険診療)。
ピロリ菌検査方法:迅速ウレアーゼ試験、組織鏡検法、尿素呼気テスト、血液抗体法